【阪神タイガース18年ぶりの「アレ」間近】岡田監督お気に入りのパインアメが大ヒット/懐かしの飴ランキング
2023年9月12日阪神「アレ」が近づくにつれて関西は大盛り上がり
2023年の日本プロ野球セ・リーグは、15年ぶりに監督復帰した岡田彰布監督率いる阪神タイガースがマジックを順調に減らし、岡田監督が言う「アレ」に日一刻と近づいています。「アレ」とは優勝のことですね。
「アレ」が近づくにつれ、地元関西からはさまざまな盛り上がりがSNSを通じて伝わってきます。
岡田監督が試合中に舐めているパインアメがトレンド入り
そうなってくると野球以外の部分も話題になるのが世の常です。
岡田監督が試合中にパインアメを舐めている姿が、テレビ中継で映し出され、パインアメがX(旧Twitter)のトレンド入りする事態にまで話題となったのです。
阪神・岡田監督大好物「パインアメ」 ファンもなめて〝アレ〟応援 売上倍増、販売コーナーも
産経新聞(9月12日参照)
上記の参照記事によると、岡田監督はテレビのインタビューに対し「1試合に7~8粒食べている」と話していることから、その大好物っぷりが伝わってきます。
地元甲子園の周辺はもとより、関西地区全般のコンビニやスーパーマーケットでは、これまでお菓子コーナーの一角にひっそりと置かれていたパインアメの陳列スペースを拡大。便乗販売に精を出しています。
とうとう阪神球団に製造元からパインアメの差し入れが届く
先述のインタビューにより、岡田監督の大好物がパインアメと判明したことから、製造元の製菓会社「パイン」(大阪市天王寺区)は、阪神球団宛にパインアメ1000粒を発送。話題となりました。
この一連のパインアメ報道により、パインアメの関西地区の8月の売上は、昨年の2倍となったのだとか。
そんなパインアメ、いつ誕生したのか知っていますか?
製造元のパイン株式会社の公式サイトによると、誕生はなんと今から72年前の1951年(昭和26年)と大変古い歴史を持ったキャンディーだったのです。
商品カタログ パインアメ
パイン公式サイト(9月12日参照)
上記の参照記事によると、パインアメは「昭和26年より幅広い世代に愛され続けてきた甘酸っぱくてジューシーな味わいのキャンディです。輪切りのパイナップルをイメージした真ん中の穴がトレードマークです。」と紹介されています。
真ん中の穴は、パイン社広報の方も報道で、真ん中の穴は見通しがいいから縁起物といったコメントを出しています。
味わい素朴な昔ながらの飴玉、歴史を感じながら舐めてみるのもいいかもしれませんね。
そんなことで、今回のグリストでは、阪神岡田監督お気に入りのパインアメの大ヒットにちなんで、「懐かしの飴ランキング」を作成しました。パインアメだけではなく、巷には古くからあるロングセラーの飴玉がけっこうあるのです。ぜひご覧ください。
懐かしの飴ランキング ベスト10
10位 ロッテ 小梅
1974年(昭和49年)発売開始。袋入りでは小玉と大玉が混在し、小玉は梅ペーストと入っており酸っぱいのが特徴。パッケージにはイメージキャラクターの小梅ちゃんが一貫して描かれています。
9位 パイン あわ玉 青(サイダー)
お口の中でジュワ~っと広がるジューシー感&清涼感がたまりません。サイダー味はイメージとも相まってとりわけ人気が高いです。
8位 カンロ もりもり山のくだもの飴
昔ながらのシンプルなフルーツキャンディー。8種類の果実キャンディーなので飽きがこないのが魅力です。
7位 佐久間製菓 サクマ式ドロップ
発売開始は今から115年前の1908年(明治41年)。1913年(大正2年)には、長らくおなじみとなった缶入りでの発売を始めました。味の種類が豊富なのと、缶入りで取り出すときのカランカランという音や、何が出てくる分からない楽しさがありました。
6位 UHA味覚糖 バターボール
果実をはじめとした爽やか系のキャンディーが主流の中で、異彩を放ったのがこのバターボール。口に含むとバターの甘い香りが広がっていくのが個性的です。隠し味にレモン香料が入っていて、後味が爽やかなところも見逃せません。
5位 ロマンス製菓 べっこう飴 10個セット
昔ながらの飴といったら、べっこう飴を思い浮かべる方も多いのでは。ロマンス製菓のHPによれば、銅鍋を使用し直火で炊く昔ながらの製法で製造しているとのこと。透き通った飴色と、全く雑味のない素朴なおいしさが郷愁を引き立てます。
4位 パイン パインアメ
先述の通り、岡田監督大好物のパインアメは4位にランクイン。パッケージのレトロな書体も懐かしさを感じさせますね。
3位 黄金糖
1923年(大正12年)創業した株式会社黄金糖(おうごんとう)は、大阪府大阪市住吉区に本社を置く飴を専業とする製菓会社。ロングセラーのパッケージ化されたべっこう飴で、透明感のある金色をした飴「黄金糖」を中心に製造を続けています。
2位 サクマ製菓 いちごミルク
1970年(昭和45年)誕生以来、50年以上の歴史を持つ「いちごみるく」。「カリッと食べられる、噛む飴を作ろう」という画期的なコンセプトで、今もなお世代を超えて愛され続けています。
1位 カンロ カンロ飴
1位に輝いたのは、今から68年前の1955年(昭和30年)に発売以来、あまじょっぱい、和のおいしさという他社とは一線を画したコンセプトで、今もなお親しまれているカンロ飴でした。しょうゆを隠し味に使用したまろやかな甘さとすっきりした後味が特徴です。