【2023年夏の甲子園出場校】春夏優勝回数ランキング
2023年8月8日今年の出場校で全国制覇を果たしている高校は?
酷暑が続く日本列島ですが、厳しい暑さに負けじと夏の高校野球が灼熱の甲子園で熱戦を繰り広げています。
全国47都道府県の49代表校(東京都と北海道は2校出場)のプロフィールを見ると、伝統校から新鋭校まで、各都道府県の予選を勝ち抜いたさまざまな学校が出場していることが分かります。
今回は、今年2023年の夏の甲子園に出場している高校で全国制覇を果たしている回数を調べてランキングを作成しました。
49代表校中、春夏いずれかの甲子園で優勝を果たしている高校は、約2割の10校でした。観戦のお供にぜひご覧ください。
※優勝回数が同数の場合は、順位が重複します。ご了承ください。
【2023年夏の甲子園出場校】春夏優勝回数ランキング10
第1位:日大三(西東京) 優勝3回(春1夏2)
最も近しいところでは2011年夏に、吉永投手を擁して全国制覇を果たしています。
その前の優勝は2001年夏。原島選手、内田選手といった力のある中軸打者の活躍もあり、強力打線を前面に押し出した野球で優勝を果たしました。
春の優勝は1971年(昭和46年)に成し遂げています。
第1位:広陵(広島県) 優勝3回(春3)
日本大学第三高校と同じく3回優勝しています。
最も近しいところでは2003年春に、読売ジャイアンツでも活躍した西村投手を擁して全国制覇を果たしました。
その前の優勝は1991年春。現在も監督を務める中井監督がまだ20代だった頃でした。青年監督が率いる野球どころ広島代表の優勝として爽やかな印象を残しました。
さらにその前も春の優勝で、およそ1世紀前となる1926年(大正15年)に成し遂げています。
第3位:沖縄尚学(沖縄県) 優勝2回(春2)
最も近しいところでは2008年春に、現在もソフトバンクホークスで活躍する東浜投手を擁して全国制覇を果たしました。
その前の優勝は1999年春。現在監督を務める比嘉監督がエースとしてチームをけん引。見事沖縄県勢として甲子園で全国制覇を成し遂げたというエポックメイキングな優勝でした。
第4位は優勝1回で7校が並んでいます。
第4位:仙台育英(宮城県) 優勝1回(夏1)
言わずと知れた昨年の優勝校、仙台育英高校。
とうとう陸路で白河の関を越えて東北勢が全国制覇を成し遂げたシーンは感動的でした。
第4位:履正社(大阪府) 優勝1回(夏1)
大阪桐蔭高校という高校野球界で頂点に立つ学校と同地区のため、大阪を制すること自体が非常にハードルの高い状態になっていますが、甲子園に出場したときの勝負強さは抜群。
2019年には、現在ヤクルトスワローズの奥川投手を擁した星稜高校(石川)を下して、堂々の初優勝を成し遂げています。
第4位:智弁学園(奈良県) 優勝1回(春1)
2016年春に、高松商業高校との熱戦を制し、初優勝を飾りました。
第4位:浦和学院(埼玉県) 優勝1回(春1)
2013年春に、現在も千葉ロッテマリーンズで現役を続ける小島投手を擁して初優勝を成し遂げました。
第4位:愛工大名電(愛知県) 優勝1回(春1)
イチロー氏の母校としても有名。2005年の春に徹底したバント戦法を駆使して、神村学園高校(鹿児島)との決勝戦を制して、初優勝しました。
第4位:徳島商(徳島県) 優勝1回(春1)
戦後間もない1947年(昭和22年)の春に、初優勝しました。
第4位:慶応(神奈川県) 優勝1回(夏1)
1世紀以上前となる1916年(大正5年)夏に優勝を果たしました。
当時は東京代表として戦った末の全国制覇でした。