<9月20日追記 朝ドラ『らんまん』で関東大震災の回放送>【関東大震災から100年】特別な防災の日に揃えたい防災グッズ7選

例年にも増して特集が組まれている防災の日

本日、2023年9月1日は「防災の日」。そして「関東大震災」が発生してから100年の節目の日を迎えます。

TVのニュース番組やネット記事始め、各メディアでは例年にも増して、関東大震災から100年と絡めて防災の日を取り上げていますが、それ以上にネット上で目に留まったのは、官公庁の公式サイトに開設されている関東大震災100年に関連した特設ページです。

昨今、地球温暖化などの影響で地震に限らず、台風による豪雨や暴風など、未曽有の災害が発生していることもあり、メディアに限らず国や地方自治体からも関東大震災を教訓に防災の意識を高めていこうという意識が感じられます。

関東大震災100年に関連した主な特設ページ

■内閣府

「関東大震災100年」 特設ページ

関東大震災のあらまし。防災白書などの資料。民間企業とコラボレーションした災害の備えの促進などが紹介されています。

■総務省消防庁

関東大震災100年特設ページ

「学ぼう防災、学ぼう命」と題して、一人ひとりの行動や防火対策、防災組織の紹介など、いざというときに役立つ情報が掲載されています。

■国土交通省気象庁

「関東大震災から100年」特設サイト

関東大震災の振り返りや、今後の地震に適切に備えるために必要な防災知識などを紹介。

■東京都防災ホームページ

関東大震災100年ページ

関東大震災で甚大な被害に見舞われた東京都が発信するイベントやセミナー情報、災害時の行動や備えに関する記事が掲載されています。

■NHK

特集 関東大震災 100年

現在と100年前の比較動画など、TVメディアの特性を生かしたほうな動画コンテンツが視聴できます。

ところで防災の日の由来は知っていますか?

ここまで読み進めたところで、「防災の日」の由来について補足しておきましょう。

関東大震災が9月1日に起こったからというのは文脈から想像できますが、そのほかにも複数の制定理由があったようです。

東京消防庁のホームページに詳しい理由が書かれていました。

消防雑学辞典

防災の日と二百十日

防災の日は、昭和35年(1960)年6月11日の閣議で、9月1日を防災の日とすることが了解されたことに始まります。

9月1日を防災の日とした経緯は、以下のとおりです。

9月1日は、関東大震災が発生した日であるとともに、暦の上では二百十日に当たり、台風シーズンを迎える時期でもあり、また、昭和34(1959)年9月26日の「伊勢湾台風」によって、戦後最大の被害(全半壊・流失家屋15万3,893戸、浸水家屋36万3,611戸、死者4,700人、行方不明401人、傷者3万8,917人)を被ったことが契機となって、地震や風水害等に対する心構え等を育成するため、防災の日が創設されました。

新 消防雑学事典 二訂版(平成13年2月28日(財)東京連合防火協会発行)を引用

雑学としてぜひ覚えておきたいものですね。


次のページでは「そもそも関東大震災ってどんなものだったのか」について深堀りしていきます。