【熱中症が多発!まだ真夏のつもりで対策を 】9月18日、9月19日の全国最高気温ランキング

ピーポくんも暑さには勝てず(警視庁HPより引用)
ピーポくんも暑さには勝てず(警視庁HPより引用)

ここ数日熱中症のニュースが多発した都内。9月といっても油断は禁物です

先日の3連休は以前「秋の大型連休」「秋のシルバーウイーク」と呼ばれましたが、もはや「秋」という接頭語は似つかわしくないほど、この3連休は猛烈な暑さに見舞われた日本列島。

そのせいか、熱中症にまつわるニュースを目にする機会が多かったのは気のせいでしょうか。

ピーポくん、倒れる 暑さで体調不良か 浜口京子さんらとイベント中
毎日新聞(9月19日参照)

上記参照記事によりますと、この日ピーポくんが倒れた場所に近い八王子市の最高気温は午後1時過ぎに32.4度を記録していたとのこと。

真夏日の下で着ぐるみを着ていたら、着ぐるみの中の気温は……、想像するのも怖いほどですね。

無事ということでほっと致しましたが、改めて熱中症対策に油断はなりませんね。

猛暑の中の現場作業には細心の注意を払いましょう

本日、9月19日正午ごろにも、熱中症とみられる症状で作業をされている方々が倒れるというニュースが入ってきました。

東京 府中 体育館改修工事現場で5人救急搬送 熱中症か
NHK首都圏 NEWS WEB(9月19日参照)

上記参照記事によりますと、今日の府中市の最高気温は33.2度と厳しい暑さに見舞われていたとのこと。そんな猛暑の下、作業していた外壁とその周りを覆うシートの間の温度は相当高いことは明らかです。

命に別条はないとの記載があって安心しましたが、屋外で作業される方には、どうか細心の注意を払っていただき、管理者は必要あれば随時休憩を取るなど、弾力的なマネジメントを切にお願いしたいと思います。

【熱中症が多発!まだ真夏のつもりで対策を 】9月18日、9月19日の全国最高気温ランキング

そのようなわけですから、最高気温の動向は引き続き注視する必要があると感じたグリスト編集部。

そこで、今回は9月を折り返していながらも厳しい暑さが続く、昨日、今日の全国最高気温ランキングを急遽作成いたしました。

まだまだ気温は高いということを再認識していただきつつ、熱中症対策を万全に、そして秋の訪れは最高気温の下降とともにやってきますので、体感以外に数字的根拠でしっかりウォッチしていただけたら幸いでございます。

9月19日の全国最高気温ランキング TOP10

順位都道府県市町村最高気温
10埼玉県越谷市34.6
9埼玉県久喜市34.7
7京都府福知山市34.9
7茨城県古河市34.9
6栃木県佐野市35
5群馬県伊勢崎市35.2
4群馬県館林市35.3
3埼玉県熊谷市35.4
2群馬県桐生市35.6
1埼玉県比企郡鳩山町35.8
※参考:気象庁「全国観測値ランキング」
※最高気温の単位は「℃」

9月18日の全国最高気温ランキング TOP10

順位都道府県市町村最高気温
8埼玉県熊谷市35.2
8栃木県佐野市35.2
8宮城県白石市35.2
7香川県三豊市35.3
6群馬県館林市35.4
5群馬県桐生市35.5
4福島県伊達市35.6
2埼玉県比企郡鳩山町35.8
2岩手県下閉伊郡岩泉町35.8
1岩手県釜石市36.4
※参考:気象庁「全国観測値ランキング」
※最高気温の単位は「℃」

3連休の最終日となった9月18日は、岩手県釜石市で36度超えと猛烈な暑さを記録していました。
上位TOP10はすべて35度以上で猛暑日となりました。
東北地方から北関東地方にかけて気温の上昇が顕著だったようです。

3連休明けの9月19日は、北関東地方のランクインが目立ちました。
猛暑日を計測した地点は6つと昨日に比べて気温は若干下がった印象ですが、体感としてはこれくらいの下降ではまったく変わらないですよね。

お彼岸にかけてやや暑さは落ち着いてくるという予報ですが、油断は禁物です。

引き続きグリストでは最高気温の動向を、暑さが収まるまで追っていきます。