【#RWC2023 ラグビーW杯開幕】ラグビー観戦初心者必見!日本代表のライバル ラグビー強豪国ランキング

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4年に1度の大舞台、ラグビーW杯開幕

9月8日、待ちに待ったラグビーW杯が開幕します。
前回は日本が開催地でしたが、今回の開催地はフランスです。
フランスでは2007年W杯を開催していますが、それ以来16年ぶりのフランスで開催するラグビーW杯となります。

首都のパリやマルセイユ始め、フランス各地のスタジアムで、前回日本大会のベスト12の国と、各大陸地区予選やプレーオフを勝ち抜いた8か国、合わせて20か国が出場して熱戦が繰り広げられます。

日本代表の初戦の相手は、W杯初出場となるチリで、9月10日13時より試合開始です。日曜日と重なったこともあり、世間の注目度が高い中で行われる初戦となりそうです。

SNS上でも注目度は高く、ハッシュタグ #RWC2023 が飛び交い、盛り上がっています。

前回ベスト8進出のため予選免除で迎える日本代表

日本代表は前回日本開催のW杯で予選を4戦全勝で突破。決勝トーナメントに進みましたが、準々決勝で南アフリカに敗れました。

そのため今大会は予選免除となり、本番のW杯への準備を周到に進めながらこの日を迎えたわけです。

日本代表はラグビー世界ランキング14位。本大会で戦う相手は半数以上が日本よりもランキング上位の国となることになりそうで、日本代表にとってはいばらの道といえるでしょう。

ラグビーW杯、始まりはいつ?過去の優勝国は?

ラグビーW杯は1987年(昭和62年)に第1回大会が開催されました。優勝はオールブラックスの愛称でおなじみのニュージーランドでした。

そこから4年に1度開催され、前回の日本大会が第9回でした。今回のフランス大会で節目の10回目ということですね。

過去9回の優勝国を見ると、以下のようになり、

ニュージーランド:3回(第1,7,8回大会)
南アフリカ:3回(第3,6,9回大会)
オーストラリア:2回(第2,4回大会)
イングランド:1回(第5回大会)

優勝を経験しているのは4か国であることが分かりますね。

ちなみに日本代表が今回のW杯本大会予選を戦うプールDには、優勝経験のあるイングランドが入っており、日本代表にとって一番の強敵といえます。

ラグビー観戦初心者必見!日本代表のライバル ラグビー強豪国ランキング12

そんなわけで、日本代表は予選プールDを突破して決勝トーナメントに進出できるのか?さらに準々決勝を突破して過去最高成績を更新できるのか?と今大会への日本代表の戦いぶりへの興味は尽きませんね。

そこで、今回のグリストランキングは、ズバリ「ラグビー強豪国ランキング」と題して日本代表のライバルとなるであろう強豪国について、ラグビー公式の世界ランキングとともに、ご紹介したいと思います。

ラグビー観戦初心者でもっとラグビーのことを知っていきたいと思っている方には、大必見のランキングです。ぜひご覧ください!

第12位:チリ

世界ランキング22位で、今大会がW杯初出場となるチリ。

日本と同じDプールに入っており、日本代表の初戦の相手でもあります。
日本にとってはくみしやすいともいえますが、油断は禁物です。しっかり勝利をあげたいところ。

第11位:サモア

世界ランキング12位で、9大会連続9回目の出場となるサモア。
代表チームの愛称は、「サモアの獣たち」を表す「マヌ・サモア (Manu Samoa)」。

日本と同じDプールに入っており、日本代表の3戦目の相手でもあります。
ニュージーランドやオーストラリアと同じオセアニア大陸の代表でもあり、強豪にもまれてきた底力には要注意です。日本にとって難敵といえるでしょう。

第10位:ウェールズ

世界ランキング10位で、10大会連続10回目の出場となるウェールズ。
代表チームの愛称は「レッドドラゴンズ(Red Dragons)」。

ウェールズは世界でも最もラグビーの人気が高く文化として根付いている国で、常にヨーロッパの強豪の一角を占めてきた伝統国です。

第9位:オーストラリア

世界ランキング9位で、10大会連続10回目の出場となるオーストラリア。
代表チームの愛称はワラビーズ(Wallabies)で、日本でもおなじみの人気チームです。

前述のとおり優勝2回を誇る強豪で、2015年大会では決勝でニュージーランドに破れ準優勝と涙をのんだ歴史もあります。

第8位:イングランド

世界ランキング8位で、10大会連続10回目の出場となるイングランド。
前述のとおり2003年に優勝を果たしていますが、これは北半球の国で唯一の優勝となります。
なお、準優勝は3回を数えます。

日本と同じDプールに入っており、日本代表の2戦目の相手でもあります。
日本にとって最初の関門といえるでしょう。

第7位:フィジー

世界ランキング7位で、7大会連続9回目の出場となるフィジー。
代表チームの愛称は「フライング・フィジアンズ(Flying Fijians)」。

多数の群島からなるお国柄か、選手たちの自由自在なパスワークとランニングが特徴。愛称の通り「空を飛ぶよう」なプレースタイルに注目です。

第6位:アルゼンチン

世界ランキング6位で、10大会連続10回目の出場となるアルゼンチン。
代表チームの愛称は「ロス・プーマス(Los Pumas)」。

日本と同じDプールに入っており、日本代表の最終戦となる4戦目の相手で、Dプール内で世界ランキングが最も高い超強豪です。
高い伝統的にフォワードが強く、グラウンドを広く使って展開するプレースタイルに対し、日本代表がどこまで踏ん張れるかが予選突破のカギとなりそうです。

第5位:スコットランド

世界ランキング5位で、10大会連続10回目の出場となるスコットランド。
世界ランキングでは常に上位に位置するヨーロッパの強豪です。

持ち前の攻撃的なランニングラグビーと情熱的なプレーに注目です。

第4位:ニュージーランド

世界ランキング4位で、10大会連続10回目の出場となるニュージーランド。
代表チームの愛称はオールブラックス(All Blacks)で、日本はもちろん世界的にも人気のチームです。

前述のとおり優勝3回を誇る実績ピカイチの強豪で、前回の日本大会で3連覇を狙うも準決勝でイングランドに敗れた涙をのんだ歴史もあります。圧倒的なスキル、スピード、フィジカルを背景に、前回大会の借りを返す戦いを繰り広げることでしょう。

第3位:フランス

世界ランキング3位で、10大会連続10回目の出場となるフランスは、今大会の開催国です。
代表チームの愛称は「レ・ブルー(Les Bleus)」。

優勝こそないものの、3度の準優勝(1987年、1999年、2011年)を果たしている欧州の強豪です。
ホスト国の地の利を生かして初優勝を目指します。

第2位:南アフリカ

世界ランキング2位で、8大会連続8回目の出場となる南アフリカ。
代表チームの愛称は「スプリングボクス(Springboks)」。

オールブラックス(All Blacks)と並ぶ3回の優勝を誇るアフリカ大陸の強豪で、出場回数を考えるとオールブラックスよりも優勝確率が高いとも言えます。

パワフルかつタフなプレースタイルが持ち味で、連覇を目指して前回王者に恥じぬ戦いを見せてくれるでしょう。

第1位:アイルランド

世界ランキング1位で、10大会連続10回目の出場となるアイルランド。
強靭なタックルでトライを目指す姿から、魂のラグビーと相手から恐れられています。

シックス・ネーションズでは4度の全勝優勝を果たすなど、名実ともに強豪に位置付けられますが、W杯ではベスト4の壁に跳ね返されてきました。世界ランキング1位の評価を胸に、準決勝の壁を破ることができれば、頂点まで駆け上がる力を秘めているといえそうです。