【ビッグモーター騒動】除草剤をまいたやばい店舗リスト＜全国版＞

2023年9月5日

経営陣刷新で再出発図るも次から次へと問題が発覚

お客様のクルマをわざと傷つけ、損害保険金を水増し請求していたという悪質な不祥事の発覚から1か月余りが過ぎたビッグモーター。

保険金不正受給のほか、従業員の買い取り代金詐欺行為、不正車検やパワハラなどの不祥事が発覚したのは計43店舗であったことは、前回特集した記事でも「やばい店舗」ということでランキングを作成して報じました。

改めて、同社HPを確認すると、2023年9月5日現在、ビッグモーターは島根県以外の46都道府県に出店しており、合計254店舗あります。その中には不祥事発覚による経営陣刷新後にオープンした秋田店がある一方、この騒動の中で閉店した店舗もあり、先月の調査に比べて店舗数は減っています。

不祥事発覚後の1か月でさらに様々な問題が噴出していますが、なかでもやばい問題と思われるのが、地域や行政を巻き込んだ「除草剤散布」の問題です。

除草剤の散布は、北は北海道から南は九州まで特定地域に偏ることなく、各地域の数店舗で実施されたことが分かっていますが、この問題は皮肉にも思わぬ副産物を生み出しています。

ビッグモーター店舗前の街路樹を枯らした“除草剤”が売り切れ続出、株価も上昇…
週刊女性PRIME(2023年9月4日参照)

詳しくは上記記事をお読みいただければと思います。

ビッグモーターが使っていた除草剤は、フマキラー株式会社の『カダン除草王シリーズザッソージエース』と特定されています。

それにしても、Googleのストリートビューに除草剤自体がパッケージの商品名もしっかり視認できる形で映り込んでいたとは、現代のIT技術の進化が商品特定に一役買った形でしょうか。

メーカーであるフマキラーの株価は急上昇し、この波に乗っかろうと一部ホームセンターでは、ガーデニングコーナーのメイン商品棚の注目商品として並べて、売上を伸ばしているのだとか。

7月末のNHKの調査では全国39店舗で除草剤の散布が確認できたということでしたが、その後の関係各所の調査で、除草剤をまいた店舗はさらに増えているようです。

そこでグリストでは、ビッグモーター除草剤散布の各報道をもとに、9月5日現在で除草剤を散布した店舗を調査。「除草剤をまいたやばい店舗リスト＜全国版＞」としてまとめました。

皆様のカーライフに役立てていただけたら幸いです。

※2023年9月5日時点で除草剤を散布したと報じられた店舗を掲載しています（調査で成分検出もビッグモーター社が否定した店舗は未掲載）
※各メディアの報道をもとにしたグリスト独自調べです（報道で店舗が特定できない場合は未掲載）

その数、計41店舗ありました。
現在も調査中の店舗もあることから、今後も増えることが予想されます。

グリストでは引き続きビッグモーター社の騒動を深堀りし、追ってまいります。